面接で特技を聞かれた時の答え方と回答例
面接で「特技は何ですか」と聞かれたときは、特技の珍しさよりも答え方で差がつきます。結論・場面・活かし方という3つの順番と、特技ごとの実際の回答例をまとめました。特技が決まっていない人向けの探し方も案内します。
まず、実際の回答例を見る
よく読まれている特技の回答例です。そのまま覚えるのではなく、自分の場面に置き換えて使ってください。
誰とでもすぐに仲良くなれます
私は学生時代に居酒屋のアルバイトをしていました。アルバイトの初日は、右も左もわからない状況でしたが、自分からスタッフに積極的に話しかけていくことで、すぐに職場になじめるようになりました。その結果、仕事をいろんな人から教わることができ、通常、入ってから3か月前後に任せられる業務を、私は1か月で担当することができました。
茶道(高校時代:茶道部部長)
年間の活動として、お茶会だけではなく、合宿を通じて学ぶこともありました。一番の行事は秋季茶会で、何カ月も前からテーマを決め、稽古をし、準備をするのですが、茶道のイメージとはかけ離れた忙しさがあります。しかし、これを経験することで準備の難しさ、大変さが分かり、他を思いやる気持ちを理解できました。準備に手間をかけ、周りを気遣って動くことは、仕事でも同じように大事だと考えています。
何事もポジティブに捉えられること
昔から、ポジティブにとらえた方が人生うまくいくという信念を持っています。仕事においても周りの先輩方に教えて頂きながら、明るく楽しく進めたいと考えております。
10年間続けているサッカー
高校では県内でもベスト4に入る強豪校に入っておりました。私のポジションではポジション争いが熾烈でどうすればレギュラーに入れるかを常に考え、自主連を行いました。結果的に高校最後の大会にもフル出場することができ、この経験を通して努力することの大切さを学びました。
初対面でも自分から話しかけていける積極性
スーパーや百貨店でお酒の試飲や食べ物の試食等をおすすめするアルバイトをしておりました。私は大きな声で呼びかけるだけでなく、お客様一人ひとりのお顔を見てお声をかけ試食・試飲をおすすめしました。結果、私が販売する商品は予定した量より必ず多く販売できました。一人ひとりに目を向けて声をかける進め方は、接客や販売の仕事で活かしたいと考えています。
10年間続けた野球
10年間、頑張りましたが、試合には殆ど出られませんでした。しかし、控えメンバーのモチベーションを上げたり、レギュラーを鼓舞したり、父兄に挨拶回りをしたり、自分だけにしかできないかけがえのない経験をしたと思います。この経験が糧と成り、どんな組織でも協調性をもつて取り組めるようになりました。自分の役割を見つけて組織のために動くところは、どんな仕事でも変わらないと思っています。
相手がどんな人でも自分から積極的にお話ができること
野球部やハンドボール部の応援にいった際には沢山の保護者、OBOGの方がいらっしゃっておりました。幅広い年代の方と一緒に応援できるように応援にきている方にダンスを即興で教えたり、テンポを少し遅めにするなど工夫をすることで一体感のある応援ができました。相手に合わせてやり方を変えて巻き込む進め方は、幅広い方と接する仕事で活かせると思っています。
手芸、編み物で思い通りのものを作れること
やり始めた当初は単純な作品ばかりを作っていましたが、もっと自分の手で色々なものを作ってみたいという興味が湧き、本を購入して様々なものにチャレンジしました。一番大変だったのは、学園祭のファッションショーに使うための帽子です。デザインから完成まで3ヶ月かけて制作しました。
どんな年代の人とも話しを合わすことができること
家電量販店でのアルバイトでは、非常に幅広いかたがお客様でいらっしゃいました。当初、商品のスペックばかりを話し、接客は殆どできておりませんでしたが、先輩のやり方を見ながら少しずつお客様が何を求めているかをヒアリングするように努力した所、どんな年齢層のお客様とも会話が弾むようになりました。相手が何を求めているかを聞き出してから話す進め方は、接客や営業の仕事で活かしたいと考えています。
計画するのが得意
私は学生時代に居酒屋でアルバイトを2年間していました。居酒屋では主に調理を担当していました。最も大変だったことは金曜や土曜日が忙しく、料理を出すのが遅くなるため、忙しい中でも、できるだけ早く料理が出せるように計画を立てるようにしました。その結果、お客様からのクレームが減り、今では計画を立てるのが習慣になりました。
大勢の人前で緊張せずに話しができること
イベントを運営するときにはどちらかというと表舞台を担当しておりましたが、常に裏方のメンバーと連携を取ることを心がけました。また、自分の仕事の範囲だけではなく、率先してメンバーの仕事を手伝う等積極的に活動しました。
ねばり強い・あきらめない・忍耐力がある
受注したオーダーメイドの機械は、今まで社内で受注したことがない大きさ、重量でしたので、理論上の計算を何度も行い、何枚もの構想図を描きました。しかし、試作が完成した際、理論を覆すような度重なるトラブルが多く、納期が徐々に送れ、解決策が見つからないことも多々ありました。しかし「技術者として絶対に諦めない」という強い意志を持ち、現場で何度もテスト、試作、失敗またテストという数えきれない程の工程を3ヶ月経てようやく満足の行く動きをするようになりました。
美味しいコーヒーをいれること
もともとコーヒーが好きでした。日々コーヒーと関わる中で、よい豆をどう活かすかが重要であることに気づきました。今ではその人の気分や体調にあったおすすめのコーヒーをご紹介できるようになりました。
周りに元気を与えること
私は学生時代にコーヒー店のアルバイトをしていました。アルバイトの初日は、右も左もわからない状況でしたが、とにかく自分ができることは元気に挨拶をすることだと思い、明るい挨拶だけは誰にも負けないようにすると決めて取り組みました。その結果、お店で一番元気がいいと店長に褒められました。自分にできることを見つけて徹底するという進め方は、仕事を覚える時期にも活かせると思っています。
回答例は全部で263件あります。特技・趣味の例一覧から、書きたい特技を選んでください。
答え方の型
順番を決めておくだけで、慌てずに答えられます。長く話す必要はありません。30秒ほどで十分です。
- 結論… 特技を一言で言い切る。「私の特技は早起きです」
- 場面… 実際にあったことをひとつ挙げる。「3年間、始業の1時間前に出て準備をしていました」
- 活かし方… 仕事のどこで役に立つかを添える。「朝の準備が必要な業務でも安定して動けます」
この3つ目を忘れると「へえ」で終わってしまいます。逆にここが一言あるだけで、仕事と結びつけて考えられる人だと伝わります。
特技の選び方
珍しさで選ばなくてよい
面接官は特技そのものの希少さを測っていません。人柄がわかること、話しやすい話題で緊張をほぐすこと、仕事への向き方が見えることが目的です。「整理整頓」「人の名前をすぐ覚える」といった地味なものでも、場面を添えれば十分に伝わります。
履歴書に書いたものと同じにする
履歴書と違う特技を話すと、どちらが本当なのか分からなくなります。履歴書に書く時点で「聞かれたら何を話すか」まで決めておくのが安全です。
言わない方がよいもの
- ギャンブルに関わるもの
- 政治や宗教に関わるもの
- 事実でないこと(掘り下げられた時点で崩れます)
- 仕事と結びつけて説明しにくいもの
迷ったら「その特技が仕事のどこで役に立つか」を一文で言えるかどうかで判断してください。
高校受験・大学受験の面接の場合
答え方の順番は同じです。3つ目の「仕事のどこで活かせるか」を「学校生活でどう活かしたいか」に置き換えてください。部活、委員会、日々の習慣から選ぶと話しやすくなります。
- →「性格・タイプから選ぶ」
- →「趣味・文化から選ぶ」
特技が思いつかないとき
そもそも書く特技が決まっていない場合は、先にこちらを見てください。
よくある質問
- 面接で特技を聞かれるのは何のためですか?
- 特技そのものの珍しさを見ているわけではありません。人柄がわかること、話しやすい話題で緊張をほぐすこと、そして仕事への向き方が見えることが目的です。だから「すごい特技」でなくても、話し方で十分に評価されます。
- 面接ではどう答えればいいですか?
- まず特技を一言で言い切り、次に実際にあった場面をひとつ挙げ、最後に仕事のどこで活かせるかを添える、という順番が伝わりやすいです。長く話す必要はなく、30秒ほどで十分です。
- 履歴書に書いた特技と、面接で話す特技は同じにすべきですか?
- 同じにしてください。履歴書と違うことを話すと、どちらが本当なのか分からなくなります。履歴書に書く時点で「聞かれたら何を話すか」まで決めておくのが安全です。
- 面接で言わない方がよい特技はありますか?
- ギャンブル、政治や宗教に関わるもの、そして事実でないことは避けます。嘘は掘り下げられた時点で崩れるので、小さくても本当のことを選んだ方が結果的に強いです。
- 高校受験や大学受験の面接でも同じですか?
- 答え方の順番は同じですが、「仕事のどこで活かせるか」の部分を「学校生活でどう活かしたいか」に置き換えてください。部活や委員会、日々の習慣から選ぶと話しやすくなります。
関連ページ
- →「履歴書 特技欄の書き方」
- →「履歴書 趣味欄の書き方」
- →「特技・趣味の例一覧」
このアルバイトを始めた当初は、体力も声も持たず平均以下の杯数しか売り上げることしかできませんでしたが、1番売っている人の接客方法や回り方を分析し、真似ることから始めました。また、売れば売る程、自信につながり、初対面の人ともコミュニケーションを円滑にできるようになったので、今後も接客の仕事を目指しています。